School of Heart and Mind Therapy  

私は一般財団法人ワンネスグループを創設し、先進国の中では絶望的であった日本のアディクショントリートメント（依存症回復支援）の業界を底上してきました。現在では全国で依存症の回復支援施設を運営しており、国連に準ずる政府間組織コロンボプランICCEの日本を代表する理事の任に就いております。また"しあわせ"と"よろこび"を再定義する組織集合体、ギブネスインターナショナルを創設し、人材開発・企業研修・雇用創生を主に活動しています。

 

　数年前より依存症の文脈を超えたより幅広い範疇の心理療法について海外講師のワークショップ形式で学びの場を提供しております。特に催眠に関しては、現代催眠の創始者ミルトン・エリクソン医師のご息女、ロクサーナ・エリクソン・クライン博士を毎年お招きしており、ハート・マインドセラピースクールのひらか先生には博士のアシスタントして講座をサポートいただきました。

 

　催眠は数ある心理療法の中でも計り知れない可能性を秘めた分野です。通常機能している顕在意識の境界を超えて、過去の経験や学びの眠る無意識の大海へと漕ぎ出す触媒となる催眠トランスは、非日常的な癒しのダイナミズムの極致とも言えましょう。その瞠目に値する成果は、ミルトン・エリクソンを嚆矢とする開拓者の奇跡的な臨床例でも明らかです。

 

　私たちのワークショップでも多くの受講者の方が滂沱の涙に癒しや内なる力を見出されています。この至高のセラピーを学びたいという声が高まっているのにも頷けるものがあります。それにも関わらず日本では未だに催眠を（他の専門的なセラピーの例に漏れず）本格的に学べる場は殆どありません。

 

　また、海外のような催眠療法士（ヒプノセラピスト）の資格認定制度が確立されておらず、専門職としての認知もほぼ皆無です。その結果的な弊害として、オカルトまがいのデモがメディアで流され、そのような誤解が一般にも広まってしまっているきらいがあります。

 

　その中で、ハートマインドの先生方は、皆さんが米国システムで認定を受けられており、代表のひらか先生は、認定団体の一つ、米国催眠療法協会（ABH）の最上位資格のマスタートレーナーを日本で最初に取得されています。団体の現代表のタッド・ジェームズ氏は、NLPタイムライン・セラピーの生みの親として、神経言語プログラミング（NLP）の分野で特に有名な指導者です。スクールの催眠講座はABH、NGH（米国催眠士協会）という主要団体のカリキュラムにそれぞれ準拠しており、加えてNLPのコースも用意されています。従って、ヒプノセラピストやカウンセラーとして開業なさりたい方に加えて、ビジネス・コーチングの分野を見据えておられる方、企業や組織でご自身のポテンシャルを最大限に発揮して一層の成果を追求されたい方、ご自身の夢や目標を達成なさりたい方の目的にもハート・マインドセラピースクールのコースはきっと適うでしょう。更に上級の催眠を学ばれたい方のために、催眠の主要概念の一つである疑時間定位技法に基づく未来療法・前世療法・年齢退行療法のクラスも提供されています。ぜひ科学的な知見に立脚した催眠のアートを体験なさってください。その結果多くの貢献家で日本が愛で満たされることを願っています。